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富嶽百景 初編~三編 復刻

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富嶽百景 初編~三編 復刻
フガク ヒャッケイ

著者 葛飾北斎
出版元 芸艸堂
サイズ(判型) 24×16㎝
刊行年 昭和
全3冊
解説 淡彩木版刷

木版刷 富嶽百景 葛飾北斎 北斎

葛飾北斎(かつしかほくさい・1760-1849)は江戸時代後期に活躍した浮世絵師。

現在の東京都墨田区に生まれ、幼い頃から絵を描くことに熱中し、十代の終わりに人気浮世絵師・勝川春章に入門し、絵師になった。

代表作に『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。
森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。
若い時から意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも彼の卓越した描写力を見ることができる。
さらに、読本(よみほん)・挿絵芸術に新機軸を見出したことや、『北斎漫画』を始めとする絵本を多数発表したこと、毛筆による形態描出に敏腕を奮ったことなどは、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところ大であった。

葛飾派の祖となり、後には、フィンセント・ファン・ゴッホなどの印象派画壇の芸術家を始め、工芸家や音楽家にも影響を与えている。。ありとあらゆるものを描き尽くそうとした北斎は、晩年、銅版画やガラス絵も研究し試みたようである。
また、油絵に対しても関心が強かったが、長いその生涯においても、遂に果たせなかった。
1999年には、アメリカ合衆国の雑誌である『ライフ』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86位にランクインした。
門人の数は極めて多く、孫弟子も含めて200人に近いといわれる。

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