光琳十二図
著者 尾形光琳
出版元 国華堂梓
初版年 明27
刊行年 明27
サイズ(判型)27×21.5㎝
解説 橋本菱華縮図 彩色木版12図
彩色木版刷 彩色 尾形光琳
尾形 光琳(おがた こうりん、万治元年〈1658年〉- 享保元年6月2日〈1716年7月20日〉)は、
江戸時代中期を代表する画家、工芸家のひとりである。
京都の呉服商「雁金屋」の次男として生まれ、主に京都の富裕な町衆を顧客とし、王朝時代の古典を学びつつ、明快で装飾的な作品を残した。
その非凡な意匠感覚は「光琳模様」という言葉を生み、現代に至るまで日本の絵画、工芸、意匠などに与えた影響は大きい。
画風は大和絵風を基調にしつつ、晩年には水墨画の作品もある。
大画面の屏風のほか、香包、扇面、団扇などの小品も手掛け、手描きの小袖、蒔絵などの作品もある。
また、実弟の尾形乾山の作った陶器に光琳が絵付けをするなど、その制作活動は多岐にわたっている。